こんにちは。遠藤(@Satoshi_Endo_jp)です。最近、スマートフォン、スマートウォッチ、スマートスピーカー、スマート家電など、スマート○○って増えましたよね。
私は、iPhone、Apple Watch、Amazon Echo、Google Homeを持っているのですが、スマートリモコンは、イマイチどんな使い道があるのかピンときていませんでした。
それでも、抑えきれない興味心から、スマートリモコンの「Nature Remo」を購入してみました。さらに、Amazon Echoとの連携もしてみたので、その感想をシェアしたいと思います。
スマートリモコン「Nature Remo」
https://www.youtube.com/watch?v=yxAuijT8LoQ今回、購入した「Nature Remo」というスマートリモコンには、温度センサー、湿度センサー、照度センサー、人感センサーが備わっています。
Amazon EchoやGoogle Homeとも連携できるのが特徴です。
機能性の高さとスマートスピーカーとの連携の良さから「Nature Remo」を選びました。
スマートリモコンとは
スマートリモコンは、家電(赤外線リモコンが使える)をスマートフォンやスマートスピーカーを使って操作することができるリモコンです。
スマートリモコンに、各家電の赤外線リモコンの信号を登録することで、家中の家電をまとめて操作することができます。
また外出先から家電を操作したり、自動操作することもできます。
Nature Remoと家電を連携させる
Nature Remoの初期設定と、家電の登録方法をご紹介します。
Nature Remoが届いて、箱を開けてみると、次のものが入っていました。
- 本体
- 説明書
- コンセント(USB接続タイプ
- 壁に貼り付ける用の両面テープ
早速、初期設定をしていきます。まずはiPhoneで「Remo」のアプリをインストールして、開きます。
まずはメールアドレスを登録します。
次に名前を登録します。
登録したメールアドレスに登録確認メールが送られるので、確認をします。
いよいよRemoをコンセントにつないで設定をしていきます。
Remoが起動したら、アプリでRemo本体のWiFi設定をします。まずはiPhoneとRemoをWiFiで接続させます。
次に自宅で使用しているWiFiをRemoで使えるように接続をします。
アプリでWiFi接続の設定をしたら、Remo本体をタップして設定情報をRemoに送信します。
Remo本体のセットアップがはじまって、WiFiに接続されます。
RemoがWiFiに接続されればセットアップの完了です。
Remoに名前をつけることができます。Remoを複数台使う場合には、それぞれに名前をつけて、混乱しないようにすることができます。
Remoに家電を登録する
Remoの初期設定ができたら、iPhoneアプリでRemoに家電を登録していきます。今回はエアコンを登録してみます。
「新しい家電を追加する」をタップします。
登録する家電の一覧が表示されるので、登録する家電をタップします。今回は「エアコン」をタップします。
エアコンのリモコンをRemoに近づけて、電源ボタンを押して、Remoにエアコンのリモコンの赤外線信号を登録します。
赤外線信号の登録がうまくできないときは、メーカーを選択して登録することができます。ありがたい機能ですね、
メーカーを選択するとモデル(型番)の選択画面が表示されるので、使っているエアコンのモデルを選択します。
無事にエアコンを見つけることができました。画面に表示される「電源」をタップして、実際にエアコンの電源が入るかを確認します。
問題なく、エアコンの電源が入れば「問題なく動いている」をタップします。
これでRemoのエアコン登録が完了しました。複数台のエアコンがある場合に、どのエアコンなのかがわからなくならないように、エアコンにも個別の名前をつけましょう。Remoアプリでわかりやすくなるように「表示アイコン」を選ぶこともできます。
最後にRemoアプリがiPhonの位置情報の利用許可を求めてきます。位置情報は「外出先から帰ってきたときに自動でエアコンをつける」などに必要なので「常に許可」を選択します。
Remoのアプリに、登録した「エアコン」が表示されていればOKです。
表示されているエアコンをタップすると、エアコンの電源のオンオフや暖房、冷房、風量などを、タップするだけで操作することができます。
Remoで家電を自動制御するルールを作る
Remoに家電を登録したら、その家電を自動制御するルールも作ってみましょう。
今回は「外出先から帰宅したときに、自宅に近づいたら自動でエアコンの電源を入れる」というルールを作ってみます。
まずは「いつ、なにをするか」の「いつ(トリガー)」を設定します。今回の場合は「外出先から帰宅して、特定のエリアに入ったとき」をトリガーとして設定します。
ほかにもトリガーとなる設定は、たくさんあります。部屋の室温が特定の温度よりも低くなったらエアコンをつけたり、人感センサーで人の反応がなくなったらエアコンを切るとすれば、エアコンの切り忘れを防ぐこともできます。
今回は「エリアに入る」をトリガーとして設定をします。位置情報を元に、エリアの範囲などを設定します。
トリガーを設定したら「コントロールを追加する」で「いつ、なにをするか」の「なにをするか」に合わせて、Remoに登録した家電を選択します。今回は「エアコン」を選択。
あとは、画面右上の「保存」をタップすれば完了です。
ちなみに「エリアに入ったとき」で、最寄りの駅周辺を設定しておけば、最寄り駅についたら自動でエアコンがついて、帰宅時に部屋が暖かくなっていました。
Nature RemoとAmazon Echoを連携させる
最後にRemoとAmazon Echoの連携方法についても紹介しておきます。RemoとAmazon Echoを連携させれば「アレクサ、エアコンをつけて」と言うだけでエアコンのスイッチを入れることができます。
もちろん、Remoに登録しているエアコン以外の家電も音声で操作することができるようになります。これが、かなり便利なので、Amazon EchoやGoogle Homeを使っている方は、Remoとの連携をお勧めします!
まず、Amazon EchoのiPhoneアプリを開いて「スキル・ゲーム」をタップします。
スキルの検索で「Remo」のスキルを検索します。スキルが2つみつかるのですが、私は「Nature Remo Smart Home Skill」を選びました。
Remoのスキルを有効にします。
Remoのログインを求められるので、Googleアカウントかメールアドレスを入力して「ログインメールを送る」をタップします。
次にAmazon EchoのRemoへのアクセスを許可します。
これでAmazon Echoのスキル設定ができました。
次にAmazon Echoと連携するRemo(端末)を設定します。「端末の検出」をタップします。
Remoの端末が検出されたら「完了」をタップすればOKです。これで全ての設定が完了しました。ためしに「アレクサ、エアコンをつけて」と言ってみたところ、無事にエアコンのスイッチが入りました。
Remoに登録できなかった家電もある
部屋の照明や間接照明もRemoに登録をしようとしたのですが、赤外線リモコンのものも、うまく登録をすることができませんでした。
どうやら、各照明をスマートリモコンに対応するように、スマート電球にする必要があるようです。
音声で家電を操作できるのは便利!
そんなわけで、いまのところ「Nature Remo」で操作できるのはエアコンだけですが「アレクサ、エアコンをつけて」と言うだけで、エアコンのスイッチを入れたり(もちろんオフにすることもできます)、自動操作できるのは、とても便利です。
部屋でくつろいでいるときに、わざわざリモコンを手に持って操作する手間がなくなるのは、実際に体験すると感銘を受けました。
今後は、照明もスマートリモコンに対応するように「スマート電球」も導入してみたいと思っています。
もし、スマートリモコンに興味がある方は、ぜひ試してみることをお勧めします。生活が堕落しますよ。笑